運動中・エクササイズ中は【5m以上】の間隔を!
全国緊急事態宣言【5日目】
こんにちは
今日は運動中の飛沫飛散について、欧州での検証データが報告されていたのでシェアさせていただきます。
私は理学療法士でクライアントにアスリートもいらっしゃるのでトレーニング中やジョギング中などの飛沫感染にとても興味がありました。
特にフィットネスジムなどで行うスタジオレッスン(ボクササイズ・ヨガ・ズンバ・ダンス・サーキットEX)など。
一般的に市中でのソーシャルディスタンス(社会的距離)としてはお互い両手を広げた距離のおよそ2m離れて行列を作ったり、オフィスの座席を設定するとされています。
しかし、ここで疑問
激しい運動(エクササイズ・ジョギング)中もその距離が当てはまるのか?
ということ。
その研究データがやっと報告されました。
結論から言いますと・・・
●ウォーキングは4~5メートル
●ジョギングは10メートル
ということです。
屋外だから風で飛散するんじゃない?
と思いますが、確かに飛散ということを考慮すればあまり考えすぎなくてもいいのかもしれませんが、ほぼ無風の時や数人で走っているグループの後方を走っているとき、追い抜くときは気を付ける必要があるかと思います。
これは、屋内エクササイズでもいえることでヨガやステップなども5~10メートル以上の距離を開けるということにもなります。
ですから、
国内・海外のトップアスリートはみな自宅待機で自宅トレしてますね。(ただし、日本のプロ野球はなぜか小グループで自主トレみたいなことをしている←危険だと思う)
マスクして、距離を保って、換気しても集団(チーム)で集まること自体禁止しているわけです。
サッカーは屋外だからチームで軽いランニング
ということさえしないわけです。
今回のウイルスは病理が他のウイルスに比べ異常な様相を呈しているので
「気にしすぎるくらいで丁度いい」
とも言えるからです。
またi㎰の山中教授(ノーベル賞受賞者)も運動中は呼吸が激しくなるので咳やくしゃみを連発している状態と同じとコメントを出しています。山中教授は屋外においても走る時はマスクを推奨していますが、屋内においてはマスクをしながらの呼吸が特に呼気が多くなる運動はすすめないとお話しされています。
これは室内での運動もマスクをしながら5メートルは離れないと感染リスクが高まるということですね
室内では
●換気をよくし(風通しをよくし)
●マスクをし
●距離を保っても
それ以前に不要不急の外出を控えるというのが大前提にあるということを忘れてはいけないと思います。
先ずは
不要不急の外出を控える
どうしても必要な時は
3密(集まる・近ずく・閉鎖空間)の状態にならない
という行動順位となります。
3密を避ければ外出してワイワイ、エクササイズしてもいいやぁ~
ということではないということですね。
どうしても運動したいならYouTubeで自宅トレしましょう。
最近は有名なヨガの先生方もオンラインでヨガクラスを開催してくれています。
⇓これはダメ